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Playback 2008

激動の2008年が終わりを告げようとしている。

ここ数日、エントリの更新が無かったのは、一年を12枚の写真で綴るエントリを立てようと思い、写真のセレクト&再レタッチに勤しんでいたため。

一昨年、違うブログスペースでやって、翌年は廃案にした企画だが、ふと、激動の一年を締め括りたい気分になり、企画を復活させてみようと思った。

当初の案では、セレクトした写真に付随する写真を利用して、Youtube用の動画制作も考えていたが、言ってはみたものの、1万枚以上の写真の中から、12枚のセレクトだけでもエライ労力を費やしてしまったため、そちらにまで余力が回らなかったため、今回は写真のみで。

何かしらの機会があれば、スライドショーを作るかもしれない。

では、2008年1月から、順を追って写真を貼り付けていこうと思う。

2008_1

D80 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm/f4

新年明けて三日目の円山公園。

北海道神宮で初詣という名の撮影を終えた帰り道、ふと見上た空が紫色に染まっていた。本来なら、深いブルーから闇へと、徐々に色彩を失っていくのだが…。

闇に包まれるまで、ここで空を見ていた。

2008_2

D200 + AF Nikkor 35-70mm/f2.8 D

新年明けて間もなく、D80はドナドナとなった。

年末頃にD300が登場し、D200の相場が一気に下がったため、機材の入れ替えを実行した。D80も悪いカメラではないのだけど、発色がハデ目で、露出が暴れやすいため、使い難さを感じていたのが実際のところ。

D200よりも後発だったために、D80の方が優れていた部分はあるが、「思いのままに操る」という部分では、D200には及ばないだろう。

ところで写真だが、これは北海道神宮の水場でのカット。

このカットを撮った日が、札幌都心部で一番の冷え込みとなった日。柄杓から滴る水滴が、あっという間に凍りつく。

参拝に訪れた人々は、凍りついた水面を叩き割り、身を清めて本殿へと歩みを進めていた…まるで、何かの修行のような光景。

2008_3

D200 + AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm/f4.5-5.6 G

小樽市内でのカット。

このカットは、とても大事に思えた人へのバースディ・フォトとしてエントリに使用した。

「思えた」という過去形なのがミソである…本当は、思い出したくもないのだけど、過去は変えられないし、このカットが一番、思い入れが強いのだから仕方があるまい。

2008_4

D200 + SIGMA APO 70-200mm/f2.8 EX DG HSM

北海道神宮参道での1コマ。

儚く舞い散る薄紅の花弁…これが、日本人が思い描く桜の美。

桜吹雪を撮りたいと思っているのだが、北海道では桜が密生している場所が殆ど無いため、半ば諦めているシーンでもあるが…やっぱり、諦められない。

2008_5 

D200 + SIGMA APO 170-500mm/f5.6-6.3 + Kenko TELEPLUS ×1.5

苫小牧市ウトナイ湖にて。

留鳥化したハクチョウ狙いで撮影に行ったのだが、甲高い鳴き声を響かせ、ファインダー越しの視界を、物凄い速さで蒼い物体が横切ったのが、ロケハンのとき。

倒木に留まったソレは、カワセミだった。

ロケハンのときは、300mmまでしか持って行かなかったため、テレコンをかましても、カワセミまで届かなかったため、日を改めてリベンジ。

まぁ、500にテレコンでもアレなため、拡大トリミングで誤魔化したが、やっぱ、画質が悪い…フィールドスコープ導入を本気で考えた。

綺麗な蒼が印象的だったなぁ。

2008_6

D200 + AF Nikkor ED 300mm/f4 S

上富良野町某所から、美瑛の美馬牛小学校のトンガリ屋根を狙った。

某有名写真家のパクリカットである。

写真は薄暗いため、早朝のカットかと思われるだろうが、実は、真っ昼間に撮ったもので、「早朝」をイメージして思いっきり画像処理している…デジタルならではの写真。

この日は、『美瑛の美』の主宰である、PENTA使いの「おじさん」に案内して頂いた上、Fマウント用のSIGMAのテレコンを頂いたのだが…。

まさか、おじさんがFマウントに戻ってくるとは…このときは、当の本人ですらFマウント回帰を想像していなかったことだろう。

…物欲って怖いやね。

2008_7

D200 + AF Nikkor ED 300mm/f4 S

一眼を始めた頃から、「昆虫系飛びモノ」を撮ってきた。

だが、中望遠域マクロだと、被写体へのワーキングディスタンスの関係で、接近すると逃げられてしまう。そのため、かなり以前からサンヨンを物色していたのだが、現行型は値崩れしてくれず、玉数も少ない。

待っていられなくなり、予算を70-200に振ったのだが、それから間もなくして、旧型のサンヨンと出合った。描写性能は現行型とそれほどの違いが無いし、どうせMF主体の使い方になるだろうと思い、沼へと逝ってしまった。

ちなみにこの写真、見詰め合っているように見えるけど…

白いの(メス)が、交尾を拒否している図である。

2008_8

D200 + Tokina AT-X 107 DX 10-17mm/f3.5-4.5 Fisheye

ヤラセ写真。

誰も居ない巨大駅ビル前に、傘がポツーンとあったら、非現実的かつ寂しくていいかも…とか思って。

脳内妄想を映像化した一枚である。

2008_9

D700 + SIGMA APO 70-200mm/f2.8 EX DG HSM

やっと、集めてきたレンズが活きる時が来た。

DX用レンズには殆ど目もくれず、新旧問わず、35mmで使えるレンズばかりを集めてきた甲斐があったというもの。

いつかはFXをメイン機材に…と、ずっと思っていた。

D700の発売から約2ヶ月での導入となったが、行きつけの販売店の方には、かなり勉強して貰った。導入時の価格がまだ30諭吉くらいだったのだけど、自分の場合は、25諭吉チョット。今では、キャッシュバック込みで20諭吉を切る価格まで暴落しているが、人が持っていない期間に導入したアドバンテージはかなり大きく、FXで使える中古玉の更なる入手が比較的容易だった。

例えば、タムロンのA09なんかは、D3と同じ強力なAFモーターを持つD700の場合、モーター内蔵の新A09よりもAFが早い。今では、旧A09は、見かけることの少ない玉になってしまったし、A05(17-35/f2.8-4)なんかはディスコンになってしまっていて、これまた品薄。

FXに対応する広角系レンズは、新品でも種類が少なく、価格も高い…DXで使う機会が少なくても、先行投資しておいて正解だったと思っている。

さて、写真だが、D200の頃とは画作りが全く変わってしまったNikonに、思いっきり振り回されていたため、練習を兼ねて、石狩の海へ。

この直前まで、内陸の田園地帯で虹を追っかけていたのだが、いい感じ雲が立ち込めてきたため、天使の梯子を期待して海岸へと移動した。

ひと月前まで青かった日本海の色が、モスグリーンへと変わっていた…冬の足音は、大陸から海を超えてやって来る。

2008_10

D700 + AF Nikkor ED 300mm/f4 S

出雲市多伎町にて

二度と、出雲へ行くことはない…だから、出雲で撮った写真は出したくなかった。

でも、これが10月のベストショットだから…。

2008_11

D700 + SIGMA APO 70-200mm/f2.8 EX DG HSM

出雲をウロウロしていたら、札幌の紅葉が終わってしまっていた。

せめてもの救いは、北大の黄葉(銀杏並木)を撮れたこと。

踏みつけられる黄色い落ち葉に、プライドを傷付けられても耐えていた「あのときの自分」を重ねていた。

そして、2008年最後の月が巡ってくる…

12月のベストショットは、既にエントリにしてある。

どれが…とは言わないでおこう。

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コメント

おはようございます

ネタにしていただき、ありがとうございます。
人間、欲をなくしちゃお終いよ。σ(^_^;)


つーか、人のこと言えないっしょ?

投稿: おじ | 2008年12月28日 (日) 08時04分

>おじさん

オハイオでございます。

ネタと言いますか、真実を述べたまででして…。(爆)

おじさんの物欲に比べたら、自分の物欲など足下にも及びませぬ。
FX入れるかなり前から、銀塩はすっかり打ち止めになってますし…


RFに行ってみたり、オモチャカメラにまで触手を広げる気は。。。
ええ、やっぱり、おじさんの物欲の方が2歩ほど先を行ってるかと。(ノ∀`)

投稿: Daisuke Asaka | 2008年12月28日 (日) 09時16分

こちらのフォトログの方が、以前より高解像を味わえます。
セレクトしている作品も、断然今回のがいいと思う。

ふんわりした仕上がり感、現像にひと工夫があるのかな?

投稿: U5 | 2008年12月28日 (日) 09時45分

>U5殿

元々の画像がふんわりしてるのが、フルサイズの特徴かな。
がっつり絞れば、DX並みにキリッとするけど。
あと、現像時に少々手間をを掛けている。
もろデジタル画質というより、紙やプリントにある艶っぽさのようなものが欲しくて。
何をしたかは、企業秘密。(笑)
とはいえ、7月の写真には、その企業秘密が思いっきり表面に出ているけどね。(爆)
普段は、分からない程度に抑えているけど。

解像感に関しては、以前よりサイズを大きくしているからねぇ。
リサイズかけると、細部から潰れるのが原理だから。

セレクトした写真に関しては、「今日の天気は昨日と違う」かな?
明日になれば、趣が違ったものを好むかもしれない。
昨日、ボツだと思った写真が、時間を経ると採用する価値が出たりする。
だから、綺麗な写真だけを追い掛けたくない。

写真なんてのは、そういうモンだと思う。

投稿: Daisuke Asaka | 2008年12月28日 (日) 10時57分

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